就活のESや面接で必ず聞かれる「自己PR」。
いざ書こうとすると「何を書けばいいかわからない」「強みが思い浮かばない」と手が止まってしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事では、自己PRの書き方の手順・基本構成・そのまま使えるテンプレートと例文を、就活初心者にもわかりやすく解説します。
自己PRとは?志望動機・ガクチカとの違い
まず「自己PR」が何かを整理しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 自己PR | 自分の強み・スキルを企業にアピールするもの |
| 志望動機 | なぜその企業・仕事を選んだかを伝えるもの |
| ガクチカ | 学生時代に力を入れた経験を伝えるもの |
自己PRは「私はこういう人間です、御社で活躍できます」と伝えるものです。
経験(ガクチカ)とセットで使うことが多いですが、主役はあくまで「あなたの強み」です。
自己PRで採用担当者が見ているポイント
- 再現性:その強みが入社後も発揮できるか
- 具体性:根拠となるエピソードがあるか
- 企業との相性:求める人物像と合っているか
エピソードと数字を使って具体的に示すことが合否を分けます。
自己PRの基本構成(PREP法)
自己PRを書くときに使えるフレームワークが「PREP法」です。
- ① 結論(Point):強みを一言で言う
- ② 理由(Reason):なぜそれが強みといえるか
- ③ 具体例(Example):エピソードで証明する
- ④ 結論(Point):入社後にどう活かすか
自己PRの書き方 5ステップ
ステップ1:自分の強みを洗い出す
- 友人や家族から「〇〇が得意だね」と言われたことは?
- 学生時代に努力して結果を出したことは?
- 困っている人を助けた経験は?
- 継続してきたことは何か(部活・バイト・勉強など)?
ステップ2:エピソードを選ぶ
アルバイト・サークル・勉強・ボランティアなど、日常の経験で十分です。「課題→行動→結果」の流れで説明できるエピソードを選びましょう。
ステップ3:数字・事実で具体化する
❌ Before:アルバイトで売上アップに貢献しました。
✅ After:アルバイトで接客改善に取り組み、3ヶ月でリピーター率を20%向上させました。
ステップ4:入社後の活かし方を添える
自己PRの締めに「この強みを入社後にどう活かすか」を一言添えましょう。志望企業の仕事内容と結びつけると好印象です。
ステップ5:文字数に合わせて調整する
- ES:200〜400字が目安
- 面接:1〜2分(300〜400字程度)
- OpenESなど長め:500〜800字
【コピーして使える】自己PRテンプレート
私の強みは【強みを一言で】です。【エピソードの背景・状況を1〜2文で説明】この課題に対して、私は【具体的にとった行動】を行いました。その結果、【数字・事実を使った成果】を達成することができました。この経験から、【学んだこと】を実感しました。御社でも、この強みを活かして【入社後にやりたいこと】と考えています。
強み別・自己PR例文集
例文①:継続力・粘り強さ
私の強みは「継続力」です。大学入学時からTOEICのスコアアップを目標に掲げ、毎日30分の英語学習を2年間続けました。最初は400点台だったスコアが、2年後には730点を達成することができました。成果が出ない時期も諦めず継続できたのは、「なぜ学ぶか」という目的を常に意識していたからです。御社の営業職でも、長期的な信頼関係の構築に向けてコツコツ取り組んでいきたいと考えています。
例文②:行動力・チャレンジ精神
私の強みは「行動力」です。大学3年次、所属していたサークルの新入生勧誘数が前年比30%減少という課題に直面しました。他大学の勧誘方法をリサーチし、SNSを活用した情報発信を自ら提案・実行した結果、当年度の勧誘数は前年比150%となり過去最多を記録しました。「まず動いてみる」姿勢を御社の新規事業開発でも活かしていきたいと思います。
例文③:コミュニケーション力・傾聴力
私の強みは「傾聴力」です。飲食店のアルバイトで常連のお客様から「居心地が悪い」というご意見をいただきました。原因を探るためスタッフ全員にヒアリングを行い、接客ルールの認識がバラバラだったことを突き止めました。マニュアル作成と朝礼でのロールプレイを提案した結果、3ヶ月後にはリピーター数が1.5倍になりました。御社でもお客様やチームの声を丁寧に拾い上げながら課題解決に貢献したいと考えています。
例文④:計画性・マネジメント力
私の強みは「計画を立てて着実に実行する力」です。ゼミの論文執筆でメンバー5人のスケジュールを管理するリーダーを務めました。ガントチャートを作成し週次で進捗を共有する仕組みを作ったことで、全員が余裕を持って論文を完成させることができました。御社のプロジェクト管理においても、この計画力を活かしてチームに貢献したいと思います。
やりがちなNG例と改善ポイント
NG①:強みが抽象的すぎる
❌ NG例:私は明るく元気で、コミュニケーション能力が高いです。
✅ 改善ポイント:「明るい」「コミュニケーション能力が高い」は誰でも書ける言葉です。必ずエピソードとセットで書きましょう。
NG②:エピソードが長すぎて強みが埋もれる
✅ 改善ポイント:エピソードは「課題・行動・結果」の3点をコンパクトにまとめましょう。自己PRの主役はあなたの強みです。
NG③:入社後の活かし方がない
✅ 改善ポイント:「だから御社でこう活躍できます」という一文を必ず添えましょう。企業は採用後のメリットを知りたいのです。
よくある質問
Q. 強みが思い浮かばないときは?
A. 友人や家族に「私ってどんな人?」と聞いてみるのが一番手軽な方法です。「長所がない」と感じる人ほど、実は当たり前にできていることに気づいていないケースが多いです。
Q. 複数の強みを書いてもいい?
A. 1つに絞るのが基本です。2つ以上書くと焦点がぼやけ、印象が薄くなります。
Q. アルバイト経験しかなくても大丈夫?
A. 問題ありません。重要なのは経験の「大きさ」ではなく「何を学び、どう活かすか」です。
Q. 面接とESで同じ内容を使っていい?
A. 基本的な内容は同じでOKです。面接では深掘り質問がくることを想定して、エピソードの詳細を答えられるよう準備しておきましょう。
まとめ:自己PRは「強み+根拠+活かし方」の3点セット
- 強みを一言で言い切る(結論ファースト)
- エピソードと数字で具体的に証明する
- 入社後の活かし方で締める
まずはテンプレートに当てはめて書いてみて、読み返しながら少しずつ磨いていきましょう。
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