正規雇用と非正規雇用10 会話上達法

『お笑い怪獣』に学べ! 話下手な人も出来る会話上達法

 

皆さんは明石家さんまさんをご存知ですか?

言わずと知れたお笑い界の怪物ですね。

多分この方のイメージを街頭で聞くと、
ほとんどの人が『よく喋る』というイメージがあると思います。

しかし本当に話の上手い人に聞くとそのイメージは間違いだという人も多いんですよ。

実はこの人の話術はビジネス書にもよく取り上げられるかなり実践的なテクニックが隠されています。

きっと面接で話をするのが憂鬱に

感じている人も多いと思います。

そこで今回は『ある程度話が下手

でもそれなりに話ができる方法』を

いくつか紹介したいと思います。

話すだけが『コミュニケーション能力』ではない

 

実は私も話術に関しては全く自信がありません。

私は両親が離婚した家庭環境や孤食で育ったせいもあって家の中で会話をするという習慣がなかったため、声を出すのが元々苦手でした。

子供の頃は携帯もなかったので(年齢がバレる…)友達といる時以外では滅多に人と喋りませんでしたね…

野球部にいたのですが監督には声の小ささを
いつも怒られていました。

私は本気で出していたんですが…

そして喋る習慣がないのですぐに言葉が
どもります。

舌がもつれるというのでしょうか、言葉が
頭にあっても出てこないというもどかしさ
があるんですよね…

今でももどかしい思いをしています。

そんな人、結構いるんじゃないでしょうか。

最近の就活は『コミュニケーション能力』
に重点を置かれると言われますが、それを
聞く度『勘弁してくれ』と思っている人も
いるでしょう。

そんな私でも学生時代に内定は取れているのです。

私と同じような人にまずアドバイスをしたいことは、
『喋りを上手くすることは諦めろ』です。

そういう人は喋れば喋るほどボロが出ます。

無理に話そうとするほど裏目に出ます。

もうそうなったら要件だけをまとめて簡略化し
『なるべくボロが出ないように喋る』しかありません。

でもこれが理に適っているのです。

よく自分にコミュニケーション能力があると
勘違いしている人の特徴ですが、自分の喋りに
夢中になって冗長に話したり相手の話を聞かない
ということがあるのです。

話すだけがコミュニケーション能力ではないのです。

特に社会人の場合、言葉は『結論が先、過程詳細は後』
が基本です。

要点さえ明確ならそれでいいのです。

長く話す必要などありません。

誰もがみんな明石家さんまさんのように立て板に水の如く
喋らなくてもいいのです。

実は話を聞いている?

 

さて、それではコミュニケーションがあると勘違いしている人と、明石家さんまさんの違いとは何なのでしょうか。

それは話を『聞く』ことに尽きます。

明石家さんまさんの喋りはゲストの話を聞いて
それにリアクションするもので、実は自分から
一方的に喋ることは少ないんです。

それを聞いて、自分の話術で面白さを広げると、
話したゲストが自分がウケたように感じ、自分の
話術の成功に気持ちよさを感じます。

そしてその話を長く引っ張らず、ある程度の場所で
次のゲストに話を振って余韻を残したまま話を終わらせます。

これが明石家さんまさんの話術の肝と言われています。

まず自分の話を延々とする人というのは仕事の内外問わず
聞く人に不快感を与えます。

自分の話は聞かれない限りは話す意義は薄いのです。

機関銃の如く喋る必要などありません。

そして話している相手は聞く人のリアクションを求めています。

明石家さんまさんもゲストの話を聞いているときに『おお』とか
『ほいで』とか相槌めいたリアクションを返してますよね。

これがあるとないとでは話している人の感覚としては全然違うものです。

そして話を引っ張らないことで、いい余韻を残すということです。

冗長な話は聞いている側からすれば退屈です。

結婚式などで挨拶は短い方が好まれる、というのと同じです。

話術とは実際に話していないところでこれだけの機微があるということですね。

『何度も同じことを言わせるな』と言われない

 

私はもう社会人になった時に『自分は話す側で天下は
取れないから聞くことに徹しよう』と決めました。

話すことに関しては要点を短くまとめボロを出さなければ
それでいい程度に考えています。

その分相槌を打ち、メモを取り、相手の話を聞いているんだ、
ということを見せるようにしています。

私にとって会話の一番気をつけているところは『何度も同じ
ことを言わせるな、と言われないこと』にしています。

自分は話せない、その分聞くと決めている人間にとってこれを
言われる事は致命傷です。

これだけは絶対に言われないぞ、と決めて話を聞いています。

会話って実は自分が話すよりも、自分が聞く側の方が相手の
距離を縮めやすいんですよ。

特に相手の話を聞いていないというのは相手の信頼を大きく損ねます。

自分の話は飾りです。重要なのは聞くことなのです。

次回はその考え方を面接でも使う方法をいくつかご紹介します。

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