私の就活体験!履歴書であなたが落ちるポイント!
あなたは『2010年』という言葉に何をイメージしますか?
私は日本を『100年に一度の大不況』とまで言わしめたアレです。
そう、『リーマンショック』とかいうヤツです。
それが直撃した初年度、私は2010年卒として大学卒業前にひたすら就活をし、落ちまくっていました。
履歴書がほとんど落とされ、通っても面接官に泣かされる女の子を見たり、『一発芸をやれ』と面接官に言われたり、もう滅茶苦茶でした。
狂っていました。
辛過ぎて今になっても現在の『売り手市場』という就活動向を見て「くそぅ、くそぅ!」と思ってしまうこともやぶさかではないほどのトラウマを刻み込まれていました。
ですがきっとこんな時代でも履歴書すら通らずに悔しい思いをしている人、いることでしょう…
そこで今回、リーマンショック時代の激辛難易度だった時代に私が改善させて履歴書の突破率を上げたコツを一つ伝授したいと思います。
履歴書は高い!
現在の就活は大体エントリーシート(以下ESと略)と履歴書を送る書類選考から始まります。
しかし、このES一式が意外に高いんですよね…下手なバイトの1時間分の時給が飛びます。
私も大学生協で大学名の入った封筒とのセットに沢山課金しました。
きっとこの費用を自分で捻出するためにバイトを増やした人もいるでしょう。
単位を取るための勉強や業界研究等やることも重なってクタクタ…いつの間にか締切日が迫ってしまいます。
私は学費もバイトで賄っていた貧乏学生だったために、いつもこのパターンでクタクタになり、締め切り日直前に夏休みの宿題が終わっていない8月31日の小学生のように焦って作って出す、の繰り返しをしていました。
地味に高価なES、突破率を上げたいですよね。
ですがそんなやっつけのように作った履歴書がそう易々と突破できるでしょうか。
勿論答えは『否』です。
履歴書は文章よりもあなたを現す場所がある
そうして出したES、何人もいる応募者全てのものを一つ一つ読み続ける作業は容易なことではありません。
体験談もどんなに素晴らしいことを書いていても、企業の人事からすれば読むという単純作業の繰り返しです。
心を打つことは難しいものです。
ですが履歴書でいくつか、ぱっと見でその人の性格を見抜ける場所があるのです。
どこだと思いますか?
それは履歴書の『顔写真』です。
そりゃ可愛い女の子が写っていれば嬉しいとか、そういうことではありません。
勿論写真に写っている人の印象も大事ですが、もう一つ重要なのは、写真の『貼り方』です。
今は写真屋さんで写真を撮り、CDに焼いてもらい、証明写真用に切ってもらう人も多いと思います。
自販機型の証明写真を使って撮った写真を自分でハサミで切って貼るより確実で現像も楽です。
ですがそうした写真でも定規などを使って貼らなければ微妙に貼る位置がずれて下の点線が見えていたり、付けてからずらして修正して、ノリが付いた跡が乾いて写真の脇に残っていたりするのです。
これでは折角写真屋さんで撮った写真も台無しです。
社会人の基本「印鑑」に通ずる
これで何が分かるのかというと、その人の『几帳面さ』や『相手への気遣い』が分かります。
例に印鑑を挙げますが、シャチハタ印でも自分の名前が縦に真っ直ぐ押せると気持ちよくありませんか?
履歴書の写真もそれと同じです。
自分名義の印鑑はお客様に渡す契約書などに押す際、名前を真っ直ぐ押すことは厳しく教えられます。
細部もしっかりとこなすことでお客様もこちらを信頼して気持ちよく契約ができると考えるからです。
契約は非常に重要です。
お客様の大事な財産を預かり、時には人生の大きな選択を証明するようなものになります。
履歴書の顔写真は『印鑑を真っ直ぐ押せるのか』というテストと同じです。
あなたは将来を賭けて受けたい企業に自分を見てくれ、と履歴書を郵送するのです。
そんな履歴書の写真が曲がって貼られていたら、その熱意を疑われてしまいかねません。
現在は学生でもパソコンで履歴書を作れる時代なので、フォーマットでの差はほとんどつかないでしょう。
文章の内容もよほど特殊な経歴でもない限りは皆横一線ですし、そもそもじっくり読む時間はないでしょう。
ですが写真の貼り方や、履歴書に押されている印鑑の押し方は一目で分かります。
時間がない選考ではこのような一目で分かる場所で判断されることが多いのです。
アナログな場所は非常にあなたの心情が出るのです。
まとめ
1、 時間に追われて履歴書を作っても突破率は上がらない。
2、 履歴書は写真の貼り方などアナログな場所にあなたの性格が現れる。
3、 顔写真は写っている印象も大事だが、定規を当てて真っ直ぐ貼ろう。
高い履歴書を慌てて出すことはお金を捨てるようなものです。就活の最初は履歴書を余裕を持って作れる無理のない就活ペースを掴むのもいいと思います。
履歴書はその都度全力で作りましょう!
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